CCdiary
- small note -
2026年2月21日(土)〔10日前〕 更新
2026/02/21 (Sat) 15:11:06 by 担当
2026/02/15 (Sun) 19:30:27 by 担当
フルタイムに戻るのが怖いと感じたときに、考えたいこと
*** part 2***
② 不安は、先に「条件」にしておく
慎重に自分の声を聞いて考えたいこのタイミングでは
やってみてダメだったら、その時考える...
というわけにはなかなかいきません。
特に経済的な事情があると
「無理してでも続けなければ」と自分を追い込みやすくなります。
だからこそ、体調が大きく崩れる前に、
客観的な基準をあらかじめ決めて、
職場で共有したその枠の中でやっていける実感をもつことが
安心につながり、他者にどう思われるかの不安を軽減するためにも大切です。
たとえば、
・残業は1日1時間まで
・休日出勤はしない
・この条件を超える案件業務は担当ではなくサブとして関わる
こうしたラインを上司や産業医と共有しておく。
そして、
「ブランクの後だという不安を解消しながらにはなりますが、
フルタイムに戻したいと考えています」
と自分の意思として伝える。
さらに、
・体調が悪化した場合の相談のタイミング
・こうした場合に再調整が可能かどうか
をあらかじめ確認しておく。
不安を「想像」のままにせず、
「対策のあるもの」にして共有しておくことが
自分と職場の双方の安心につながります。
③ もし調整が認められないとしたら
それでも、話し合いの余地がなく、
100%が保証できないなら、フルタイム復帰はできない、
次に休職になるようなら、今回のような復職の形は難しい、
など
どんな調整も認められない環境であるなら、
働き方そのものを見直すという選択肢が、
将来的に浮上することもあります。
それは弱さでも逃げでもありません。
長く働き続けるために選択肢を持っておくと言う判断の一つです。
フルタイムに戻ることが正解、というわけではありません。
慎重でいることが間違いでもありません。
大切なのは、甘えかどうかを裁くことではなく、
自分で選び、備えを持ち、その選択を引き受ける姿勢です。
怖さがあるのは、
それだけ本気で働きたいと思っているから。
自信が十分でなくても、
覚悟は持てる。
あなたの回復を守りながら、
次の一歩を考えていきましょう。
復職プログラムを一緒に歩んできたサポーターの顔を
思い出したら、
現状の確認、問題の整理、そして次の一歩をどう踏み出すか
信頼できるサポーターとともに考えていきましょう。
2026/02/14 (Sat) 09:31:34 by 担当
フルタイムに戻るのが怖いと感じたときに、考えたいこと
*** part 1 ***
リワークを終えて復職し、慣らし勤務を続けてきた方のもとに
いずれ「次の段階」の話がやってきます。
正社員としてのフルタイム勤務。
場合によっては残業も含めた働き方。
期限が決まっている人もいれば
上司や産業医との面談で、少しずつ勤務時間を増やすかどうかを話し合う人もいるでしょう。
経済的な事情があれば
「戻る」という選択が現実的に一択になることもあります。
それでも心の中にはさまざまな声が浮かびます。
やればできる気もする。
でも自信がもてない。
今のままが安心でもある。
前のような働き方には戻りたくない。
こんな迷いは甘えなのではないか 。
回復の過程で慎重になるのは弱さではありません。
①「うまくやれる」と宣言する必要はない
フルタイムに戻ると決めることは、
「以前のように問題なく働けます」と宣言することではありません。
不安があってもいい。
自信がゆれてもいい。
ここで大事なのは「自信が持てるかどうか」だけで判断しないことです。
自信とは「うまくいく確信」に近いもの。
でも回復期に必要なのは、それとは少し違う力かもしれません。
それは「覚悟」という視点です。
覚悟とは、うまくいく保証がなくても、自分で選ぶと言う意思。
成功するかどうかを約束することではなく、
どちらを選んでも、その結果を自分で引き受けるときめることです。
フルタイムでやってみると決めることも。
さらに半年残業なしで責任を持って働きたいと相談すると決めることも。
どちらも自分で選び、その発言に責任を持つ覚悟です。
実際にリワークプログラムを経ての復職を経験した方の中には、
カウンセリングをうけながら、最後はご自身で
「覚悟を決めてやったと思えたから、うまくいかなくても納得できた」
と振り返る人もいます。
こうしてご自身と向き合える力をつけた方は、必ずリスタートに取り組めます。
そしてさらに新しい可能性、人、考え方との出会いを引き寄せていきます。
大切なのは成功することよりも、
「誰かに決められた」のではなく、
「自分で決めた」と言えること。
その感覚は、再調整や再挑戦のときにもあなたを支えます。
そして自信は感情だけで作られるものではありません。
リワークに週5日通えたこと。
遅刻せずに続けられたこと。
自分と向き合って認知行動療法に取り組んだこと。
体力づくりのルーティンを維持したこと。
生活リズムを整えてきたこと。
そうして積み上げた事実は確かな現時点での土台です。
***part2に続きます***
2026/02/08 (Sun) 14:15:19 by 担当
締め切りが重なる時期の仕事は、どうしても慌しくなります。
誰がどこから手をつけてもよく、少しでも進めてくれたら助かる。
そんな局面では、完璧な分担や理想的な進め方は、なかなか望めません。
結局「気がきく」「気が付く」「自己犠牲的に時間を割く」
そんな人たちに助けられることも実際は多いでしょう。
そんな中で、
得意とは言えない作業でも、
体力を削られながらも、
決して早くはないけれど、
手を止めずに、その場にい続けてくれる人がいます。
派手な成果が見えにくく、
器用にこなす人と比べてしまうと、
「自分は足を引っ張っているのではないか」
「もっとできる人がやった方がいいのではないか」
そんなふうに感じてしまうこともあるかもしれません。
でも、締め切りがある局面で、
チームが一番困るのは、
誰も手を動かしていない状態です。
少しずつでも、
完璧でなくても、
進み続けている部分があること。
そこに人がいて、仕事がつながっていること。
それ自体がチームを崩れさせない力になります。
チームの中での価値は、
パフォーマンスの派手さだけで決まるものではありません。
締め切りまで、場にい続ける力。
関わり続ける力。
それは、この局面ではとても現実的で、確かな貢献です。
比べてしまう気持ちが出るのは自然なことです。
でも今は、ヒーローになる必要はありません。
すべてを背負う必要もありません。
「今日も少し進めた」
「場から離れずに関わった」
それだけでもう十分に参加しています。
今回はまず、締め切りを超えて、
一息つけるところまで行ければいい。
派手じゃなくても、
確実に助かっている力が、ここにあります。
2026/01/24 (Sat) 11:23:12 by 担当
新年の集まりや久しぶりに会う人との会話の中で、
あとからじわっと効いてくる一言をもらったことはありませんか。
普段の仕事ぶりも
チームの大変さも
最近の体調や気力の波も
何一つ見ていないはずの人からの
「それ、向いてないんじゃない?」
「奇譚なくいわせてもらえば、今のあなたのやり方よりこっちがいいよね」
「もっと割り切ればいいのに」
「まだそんなことで悩んでるの?」
ーーー悪気がないのはたぶんわかる。
でも、わかってないのにどうしてそんなこと言えるの?
そんな失望や怒り、後に残るモヤモヤ
意外なほど多くの人がこの気持ちを経験しています。
そしてダメージをうけた自分を見て、
「気にしすぎかな」「流せばよかったかな」と、
さらに自分を責めてしまう人も少なくありません。
でも正直にいうと
嫌だった、腹が立った、がっかりした
そう感じるのは私たちみんなに起きることです。
わかっていない人の言葉ほど、
一方的で、無防備で、
こちらの状況を考慮するブレーキがかかっていません。
だから思った以上に心に刺さります。
あなたの働き方やしんどさを知っているのは、
日々一緒に過ごしている人や、
支援に関わっている人や、
そして何よりあなた自身です。
たまに会っただけの人の言葉は、
評価でも、助言でもなく、
ただの「通りすがりの感想」であることも多い。
こちらは毎日いろいろ考え、調整し、踏ん張っているのに、
その背景を何一つ知らない人が
軽い言葉で評価したり、方向付けたりするのは、
正直にいうと、やっぱり腹が立ちます。
それは心が狭いからでも、謙虚さがないからでもありません。
ちゃんとやってきた時間があるからです。
「わかってないくせに」という気持ちが湧くのは、
それだけあなたが現実と真剣に向き合っている証拠でもあります。
だからその言葉を、
「正しいかどうか」で検討し始めなくて大丈夫。
心の中でこんなふうに整理してもいいのです。
「この人は、今の私の説明書を持っていない」
「この言葉は、私の今の課題とは関係ない」
「ここで傷つかなくていい」
言い返さなくていい。
納得しなくていい。
正しく受け止めようとしなくていい。
それでも後から気持ちが沈んできたら
それはあなたが弱いからではなく、
ちゃんと自分を大事にしようとしている証拠です。
信頼できる人に話す。
少し書き出してみる。
カウンセラーにそのまま持ってくる。
これは一人で処理しなくていい出来事です。
「ちぇっ」と思った気持ちも
「なんだよ、わかってないくせに」と思った怒りも、
置き去りにしなくていい。
わかっていない言葉に振り回されず、
わかろうとしてくれる関係を、これからも大切にしていけますように。
2026/01/19 (Mon) 21:40:24 by 担当
〜2月の働き方の考え方〜
年明けから1ヶ月。
大きく崩れることなく、なんとか仕事を続けてこられた。
「この調子でいけそうだな」と思う一方で
どこか慎重な気持ちも残っている・・・
そんな2月を迎えようとしている方も多いのではないでしょうか。
この感覚はとても自然なものです。
新年の慌ただしさが落ち着き、日常のリズムが戻り始める一方で、
仕事によっては年度末の多忙が少しずつ視野に入ってくる時期でもあります。
特に、過去に体調を崩した経験がある方ほど、
「先の気配」を早めに察知します。
それは不安が強いからではなく、
これまでの経験から見つけた感覚とも言えます。
「よーし、いける!」と楽観的になりきれない自分を、無理に前向きにさせる必要はありません。
回復期というのは
「できている実感」と「慎重さ」がともに分量多めで同時に存在する時期です。
分量多めなのでどっちにも天秤が振れやすい。
今はアクセルを踏み込むよもハンドルやブレーキの効き具合を確かめている段階。
それは働き続けるためにとても大切なプロセスです。
2月を乗り切るために今できる整い方を挙げるとすれば次の3つくらいで十分です。
ひとつ目は、忙しくなる前提で休みを守る意識を持つこと。
特別なことを増やすより、「削らない」工夫が大切です。
ふたつ目は、自分への期待値を上げすぎないこと。
周囲が通常モードに戻ると自分も同じスピードで進まなければ、と感じやすくなりますが
ペースは人それぞれです。
みっつ目は違和感を小さいうちに言葉にできる準備をしておくこと。
不調になる前の「なんとなく」を見過ごさない姿勢が結果的に大きな崩れを防ぎます。
行動としてはひとつ目に挙げた意識を持つこととふたつ目に挙げた期待値を薄めておく意識です。
とはいえ、培ってきた自分への期待値は保つことが大事。
何か高いレベルのタスクをクリアしようとしてギアをあげすぎないことです。
もし今、少し不安を感じているなら、それはダメな兆しではありません。
健全なサインで自分を守る対処を持ってほしいという自分からのアラートです。
逆に、今はあまり不安を感じていない方も
「この時期にはこういう揺れが起きやすいんだな」と
頭の片隅に置いておくだけで十分です。
2月は頑張りを足す月ではなく、
今の調子を整え、守る月。
慎重さを味方につけながら、今のペースを大事にしていきましょう。
2026/01/11 (Sun) 13:00:34 by 担当
復職や再就職をして「欠勤せず半月いけた」
それ自体はとても大きな一歩です。
それなのに、
・やっとやっと通えている感じがする
・この緊張がいつ崩れるかわからない
・こんな状態で続けられるのだろうか
そんな不安が消えない、という相談を復職した方から多く受けます。
その不安は弱さではありません
先の不安を感じるのは過去に実際崩れた経験があるからです。
体調をくずしたこと、働けなくなったこと、突然限界が来たこと。
それを体と心が覚えているから「また同じことが起きたらどうしよう」と警戒してしまう。
これはとても自然な反応です。
まだ自信が持てない自分を責める必要はありません。
でも過去と今は同じではありません
大事なことがあります。
それは今のあなたは過去に崩れた時のあなたとは違うということです。
リワークの中で、
・自分の疲れ方のクセを知った。
・無理をする時のサインにきづけるようになった
・無理しがちな仕事の量、質、人間関係、環境がわかった
・相談する、立ち止まる選択肢を持てた
「やり方」や「支え方:を以前より多く身につけています。
カウンセラーとしてはこのことをはっきりお伝えしたいところです。
不安をなくすより扱えるようになる回復期
「もう不安なんて感じずに楽しく余裕をもって働きたい」
「崩れたどうしようとか崩れるに違いないとか思っている時点で疲れる」
そう思う気持ちもとてもよくわかります。
ただ、今は回復期。
不安がゼロになることを目指すよりも、
・不安に気づく
・一人で抱えず言葉にする
・どうケアするか一緒に考える
このプロセスそのものが過去に引き戻されないための力になります。
不安が出てきた時に「ダメだ」「また崩れる前触れだ」と決め付けるのではなく
「今ちょっと疲れているな」と捉えるようになること。
それは確かな前進です。
「やっとやっと」でも続け方は育てられる
半月いけたけれど不安がある。
それは調整のタイミングが来ているサインかもしれません。
回復は一直線でもなければ一本道でもありません。
だからこそ一人で頑張りきろうとせず、不安も含めて今の状態を一緒に見ていくことが大切です。
「続けられるかどうか」ではなく
「続けるためにどう整えていくか」
その視点を持てているあなたは
もう過去の自分とは違う場所に立っています。
2026/01/05 (Mon) 21:24:31 by 担当
このCCdiaryでは
メンタル不調や障害を経験しながら働く方が、
自分のペースを取り戻していく過程を大事にしています。
リワーク支援やキャリアカウンセリングの現場では
「どう働くか」だけではなく
「どう整え直せるか」がその後の安定に大きく影響することを多く見てきました。
メールでのキャリアカウンセリングでは、
今の状態を言葉にしながら、
無理のない働き方・続け方を一緒に整理していきます。
少し立ち止まりたい時、
調整が必要だと感じた時、
思い出してもらえる場所でありたいと思っています。
2026/01/04 (Sun) 21:29:58 by 担当
新しい年を迎えました。
2026年もどうぞよろしくお願いいたします。
年が明けると
「今年こそは」
「しっかりやらなければならない」と気持ちが前のめりになりやすいものです。
けれどメンタル不調から回復してきた方や復職、再就職をした方にとって、
1月は勢いをつける月ではなく、慣らす月です。
まずは生活リズムや働く感覚を「戻す」。
次に無理のないペースを探しながら「安定させる」。
調子が日によって違っても、それは失敗ではありません。
1月に大切なのは、
・疲れたら立て直せること
・早めに調整できること
・一人で抱え込まないこと
年の始まりは静かでいい。
12月に整えてきた感覚を頼りに、
自分のペースを思い出しながら進んでいきましょう。
年末年始の一連のCCdiaryを通して
✖️前向きにがんばろう
✖️もっとできるはず
ではなく、
◎今の状態に気づく
◎整え直す力を育てる
◎調子が揺れても戻ってこられる
という回復モデルを柱に12月、1月という独特の期間の乗り越え方をお伝えしてきました。
休職直後の方、数ヶ月の方、1年、2年たった方、離職した方、
リワーク期間の位置づけは人それぞれです。
また、リワーク期間をどう過ごすかも人それぞれだと思います。
医療機関、公的機関、民間のリワーク機関の利用をされた方。
医師の助言のもと生活を整えてリワーク期間を過ごされた方。
それぞれの皆様がさまざまな時間を積み重ねたリワーク中に得た力や気づきを
自律的に発揮できるようになるための言葉として読んでいただきたいという意図が伝われば幸いです。
2025/12/28 (Sun) 15:16:03 by 担当
◇年末にここまで整えてきたあなたへ
ー次の年へ、そのままつないでいくためにー
12月は心と働き方を「整える」「振り返る」「調整する」月としてここまで自分の状態を丁寧に見つめてきた方も多いと思います。
年末になると
「もっとできたはず」
「まだ不十分かもしれない」
そんな声が心に浮かびやすくなります。
けれど、回復や再スタートのリワークの過程では大きく前進することより、崩れずに過ごせたこと自体が大切な力です。
整えることは、何かを完成させることではありません。
「今の自分に合う形に戻していくこと」
疲れに気づき、調整し、無理をしない選択を重ねてきたことは、これから先の働き方を支える確かな土台になります。
年末年始は少しペースが変わる時期です。
完璧に過ごそうとせず、整えてきた感覚を手放さずに、そのまま次の年につないでいきましょう。
2025年の素敵なたくさんの出会いに感謝し、2026年がより素敵な一年になりますよう。
そしてリワーク期間中ずっとがんばってきた自分を、今よりもっと好きになるマインドセットをしていきましょう。
来年もこのマインドセットの取り組みに少しでもお役に立てるよう研鑽してまいります。
みなさまどうぞ良いお年をお迎えください。
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- 【リワーク後 転職を考え始めた…
2026/02/21 15:11:06 担当 - 【リワークから少したった復職後…
2026/02/15 19:30:27 担当 - 【リワークから少したった復職後…
2026/02/14 09:31:34 担当
より理解される職場に出会うために、今できる準備の話
まず前提としてお伝えしたいことがあります。
今はとにかく負荷を下げることが最優先の時間、という方もいます。
体力や睡眠を整えること、安心できる環境を確保することが第一で、
キャリアを前向きに再検討する余裕がまだない段階もあります。
その時期にいる方に、「もっと努力を」と言いたいわけではありません。
今日は、少し呼吸が整い、
「次はどう働きたいか」を考え始められる段階に来た人に向けての話です。
理解の得られない職場から離れる選択はあります。
それは逃げではありません。
ただ一方で、
より理解のある職場というのは、
偶然どこかに用意されているわけでもありません。
どの職場にも評価基準があり、
求めている役割があります。
環境を変えるなら、
自分がどんな価値観を持ち、
どんな価値を磨いていきたいのか
どんなスキルでスペシャルになりたいのか
などを考える視点も必要になります。
ここでいう「スキル」は
特別な資格や高度な専門性だけを指しているのではありません。
・継続して働ける力
・体調の変化に気づき、調整できる力
・無理なラインを言語化できる力
・チームの中で役割を果たす力
・再発予防の工夫を説明できる力
これらも明確な価値です。
リワークを経て積み上げてきたことは、
弱点の克服ではなく、再設計の経験でもあります。
リワークの意味をこう表現した方がしっくりくる方もいるでしょう。
そして、もう一つ大切なことがあります。
環境を変えるという選択を考える前に、
今の職場でできる対話は、十分尽くせているでしょうか。
すぐに理解されるとは限りません。
でも、自分の希望や配慮して欲しい条件を言葉にし、
話し合いを試みたという経験は、
その後どんな選択をするにしても、あなたの土台になります。
「どうせ分かってもらえない」と早くに諦めるのと、
対話を尽くした上で見直すのとでは、
その後の納得度が大きく違います。
もし今、
「自分には何もない」と感じているなら、
それはスキルがないのではなく、
まだ整理されていないだけかもしれません。
今持っている強みを確認すること。
そして同時に
これから何を身につけたいかを決めること。
どんな職場で、どんな役割で働きたいのか。
そのために何を学び、どこを磨いていくのか。
それは今すぐに完璧にできなくてかまいません。
でも方向を定めるだけで、
転職は「逃げ」ではなく、「設計」になります。
転職を市場としてその市場価値とは、
今持っている能力だけできまるものではありません。
どこに向かっているかも含めて評価されるものだからです。
求められるクオリティや物量が楽な場所の選択が必要な時期もあります。
負荷を下げることが正解の時期もあります。
けれど、
少し余裕が出てきたときに、
「自分はどんな働き方をしたいのか」
「そのために、何を準備できるのか」
と考えられるようになったなら、
それはもう回復の次の段階に入っているということです。
環境を変えることも、残ることも、
どちらもあなたの選択です。
その選択が偶然ではなく、準備の上に立ったものでありますように。